Gallery

お豆腐の和らい2015 狂言Hybrid 大江能楽堂 2015.10.12 狂言3題目ですが、まともに演じられるのは最初に『墨塗』(大名:茂山千五郎、太郎冠者:茂山千三郎、女:茂山あきら、後見:山下守之)1題だけです。 2題目の『太刀奪』(太郎冠者:茂山宗彦、主人:井口竜也、道通りの者:茂山童司、後見:増田浩紀)では、解体Showとし、劇団MONO代表の土田英生、大学教授の網本尚子と茂山逸平の3人が疑問点がある度に演技はストップ、その場で解説が入る、役者としては演じ辛いもの。 最後の『蝸牛』(山伏:茂山正邦、主人:松本薫、太郎冠者:丸石やすし、後見:島田洋海)では観客との一体化、コール&レスポンスがありました。

田川覺三展 ギャラリーa 2015.9.29-10.11 二科会会員であった田川覺三(1916-76)の回顧展。 ここでは、《塔》、《岸辺の家》、《ノートルダム》、《木曽路》等の小作品が展示されています。 大阪府河内長野市のギャラリー汐の宮では、100号の9作品が11月まで毎週土日月公開されています。

マグリット展 京都市美術館 2015.7.11-10.12 日本では約12年ぶりとなるルネ・マグリット(1898-1967)の大回顧展。 初期作品(1920-26)、シュルレアリスム(1926-30)、最初の達成(1930-39)、戦時と戦後(1938-1947)、回帰(1948-67)の5期から構成し、触れる機会が少ない1943年春~1947年春の「ルノワールの時代」の作品や京都展のみの公開となる「ピレネーの城」(1959)、空 調設備の不良での一時休止(7月28日~31日)など話題の多い展覧会です。

再興第100回院展 京都市美術館 2015.9.20-10.4 第100回院展記念として再興第39回(1954)の奥村土牛(1889-1990)の《夕顔》から本展、大矢紀(1936-)の《赤富士》までの表紙絵を特別展示されています。 特別展示には、小倉遊亀(1895-200 0)の《桔梗》(1981)、片岡球子(1905-2008)の《富士》(1984)、塩出英雄(1912-2001)の《山嶺秋色》(1989)、平山郁夫(1930-2009)の《那智瀧》(1991)、下田義寛(1940-)の《朝明》(1996)、田渕俊夫(1941-)の《刻》(2005)、福王子一彦(1953-)の《月光》(2008)、西田俊英(1953-)の《月の兔》(2013)等が観ることが出来ます。 本展では、紀伊半島熊の灘、串本町田原海岸に毎年1月終わりから2月初めの短い期間に発生する海霧を写実的に表現した清水達三の《海霧》、デザイン版画を連想させる、谷川岳の裏道からの風景を切り取った大野百樹の《滝》、絵巻物を切り取り、拡大したかのような高橋天山の《雪月花》、ほぼ9割を山の姿で描いた川瀬麿士の《三原山》他

京人形秘蔵展 みやこめっせ地下1階 2015.9.4-30 京人形商工業協同組合創立60周年記念。 雛人形、市松人形、御所人形、風俗人形等20作品を一堂にしています。 菖蒲兜や4点のおぼこ雛等変わり人形も見どころです。
