第1回 囃子Labo 京都府立芸術会館 3階和室 2015.9.12 京都能楽囃子方同明会の森田流笛方・杉信太朗、幸流小鼓方・森大和、森大輝、石井流大鼓方・渡部諭、金春流太鼓方・前川光範が中心となり技芸の研鑽を目指し、能楽囃子の魅力を新たに探る企画です。 演奏曲は能「高砂」より<八段之舞>、「石橋」より<獅子>、今回の特別ヴァージョンの<船弁慶組曲>他、活発な曲が選曲されていました。
第25回彦八まつり 生國魂神社 2015.9.5―6 上方落語の祖・米澤彦八の名を後世に残すため、ゆかりの当地で毎年開催されている彦八まつりです。 今回の実行委員長は桂文珍です。
木下大サーカス京都公演 JRA京都競馬場 駐車場特設会場 2015.7.18-9.23 5年ぶりとなる創立113年の木下大サーカスの京都公演。 今回は、JRA京都競馬場開設90周年記念事業として同地で開催されます。 「奇跡のホワイトライオン世界猛獣ショー」を招聘しています。
第9回日中美術交流合同展 京都市美術館 2015.8.25-30 公益法人日本南画院と中国北京画院が昨年9月、北京画院美術館で開催した同展。 色鮮やかな王明明、アロワナを描く方政和、室町時代期を彷彿させる安華平、日本の油彩の影響を受けたと思われる袁武など中国作家に比べ、日本の作家は少し控えめな作品が多く見受けられます。
ウルトラマンで科学する! 大丸京都店6階イベントホール 2015.8.19-31 ウルトラマンシリーズがいかに科学に基づいているかを時には真剣に考える展示。 例えば、M78星雲の「M」とはフランスの天文学者シャルル・メシエ(1730-1817)が星雲・星団・銀河のカタログ作成の際、自分のイニシャルを用いのが始まりなど誠実に科学と向き合うものもあれば、ウルトラスラシュを撃てる体験コーナーやバルタン星人の人体標本などユーモアにあふれた作品もあります。
魯山人の美 京都国立近代美術館 2015.6.19ー8.16 梅雨も明け、夏本番を向かえる京都には、会場を入って直ぐに紅葉の落ち葉をあしらった広川泰士の映像作品「菊乃井:涌水」は、ほてった身体に[涼]を喚びます。 また、会場には同じく[涼]を感じる上田義彦の「瓢亭:錦鯉」、[風]を感じる広川の「菊乃井:風光 」と映像作品を上手く展示し、足立美術館収蔵作品を中心とした展示品を鑑賞に集中できるように構成されています。 今回の企画は、<和食>のユネスコ文化遺産登録記念です。
ポスターにみるミュージカル映画の世界 京都国立近代美術館 2015.6.6-8.16 1927年「ジャズ・シンガー」で本格化したミュージカル映画は、RKOでタップの天才フレッドアステアを輩出し、ブロードウェイにこだわらない制作者アーサー・フリードで1950年代黄金期を向かえたMGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)へと続きます。 「雨に唄えば」「パリの恋人」「足ながおじさん」「ウエスト・サイド物語」「メリーポピンズ」他和田誠所蔵を中心に54点。
2015年秋季サザビーズ香港 アジア現代美術館オークション 「フル サークル-吉原治良コレクション」プレビュー 白沙村荘・橋本関雪美術館 2015.8.1-2 2015年10月5日、香港コンベンションセンターで開催されるオークションのプレビューです。 通常、東京で開催されますが、今回は、志向を替え、橋本関雪美術館を貸切ってのプレビューです。 作品は、吉原治良の21作品と白髪一雄の1作品です。
第55回日本南画院京都展 京都市美術館 2015年7月7日~12日 文部科学大臣賞に輝いた石黒柏堂の「塔韻」、日本南画院賞(秋邨賞)の上村敦子の「刻影」、東京都知事賞の小野智美の「北帰行」等詳細に描かれた作品が受賞傾向にあるようです。 今回は第55回記念特別企画「物故作家展」として松林桂月(1876ー1963)の「富獄」、月居偉光(191293)の「鳥海の朝」伊藤三喜庵(1914-96)の「カルメンとピカソ」他。
ボッティチェリとルネサンス Bunkamuraザ・ミュージアム 2015.3.21-6.28 フィレンツェが金融都市として国際的になりたっていたことは、既に今までの展覧会でも今回出展されている1252年11月発行のフィオリーノ金貨で実証されていますが、本展では、さらにその背景で活動したサンドラ・ボッティチェリ(1445-1510)とメディチ家と対立したドミニコ修道士ジオラモ・サヴォナローラまで掘り下げています。
フィルムが語る乙訓・向日 向日市文化資料館 2015.4.1-6.28 向陽小学校から1977(昭和52)年に見つかった1933(昭和8)年当時の様子を収めた映像5巻の16㎜フィルムを中心に、「乙訓郡聨合消防出初式を撮影した16フィルム」(1914)、「向日町民体育祭を撮影した8㎜フィルム」(1962-65)他、約11分30秒が上映されている「昔の商店」(1933)。
奈良礼賛 奈良県立美術館 2015.4.11-5.24 明治時代に廃仏毀釈の風評を乗り越え、再発見された奈良の文化論を、岡倉天心(1863-1913)、フェノロサ(1853-1908)らが主導した日本画・彫刻やその影響を受けた作品・資料により概観。 1886(明治19)年文部省の図面取調掛となった狩野芳崖(1828-88)が天心やフェノロサの奈良古社寺調査に同行した際の調査記録「奈良官遊地取」、1888(明治21)年5月~9月に京都・大阪・奈良・滋賀・和歌山で行われた総勢30名余りが参加した宮内省と内務省との合同調査記録時、天心が綴った『近畿宝物調査手録』